見どころ満載のマインツを体験。
生きる喜び、美味なワイン、古さと新しさが見事に共存する街、それがマインツです。マインツをラインラント・プファルツ州の州都とならしめる所以をここにご紹介します。
数千年も続く文化と生活の喜びに満ちたラインランド・プファルツ州の州都、マインツはドイツワイン協会連合の本部であり、ドイツワインの主都です。ドイツ最大のワイン栽培地域ラインヘッセンには名の通り優秀なワイン醸造業者が連ねています。マインツは2011年に「科学の都市」 に選ばれました。これは地方経済と科学の発展の地として今日まで新たな刺激を与えました。
美しい旧市街ではロマンチックなマーティン大聖堂周辺の曲りくねった路地を散歩できます。装飾品ブティック、ファッションの店、小さなアトリエ、典型的なマインツのワイン居酒屋、レストランなどが丁寧に修復された枠組み・バロック調・ロココ調の外壁の建物にあり、皆さんを新しい発見にお誘いします。マーク・シャガールの愛好家はドイツでも比類のない、有名な青いステンドグラスのある聖シュテファン教会を訪れます。
アルプス地方北部において最大の古代ローマ時代の劇場が旧市街の最南区域にあります。マーティン大聖堂は町の風景と様々な町のパノラマを代表します。ライン地域に3つある皇帝大聖堂のひとつとして、マーティン大聖堂は1000年以上も町の生活の中心地です。特にドームプラッツ で週3回開かれる市の日には、多くの人々で賑わいます。
マインツとその周辺で一番有名なルネッサンスの建築物は、田園風なライン川に面するすばらしい選帝侯城です。この城には会議施設、ローマ・ゲルマン中央博物館の展示場があります。
マインツは各時代と様式で特徴づけられる噴水がたくさんある町です。100以上もある噴水の 中で特に2つの噴水は有名です。ひとつは一番古く、色鮮やかなマークト噴水で大聖堂のある中心地にあります。もうひとつは種々の彫像が縛り付けてあるファストナハト(カーニバル)噴水で、変化に富んだカーニバル狂文化の姿を一年中ここで見ることができます。
今話題の町の名所はマインツ-ノイシュタット区に2008年新築されたシナゴーグです。和解と町に再び戻ってきたユダヤ人の生活の象徴として、表現力に富んだ建築のシナゴーグは特別な意味のある場所です。